風のように自由な陶芸家 秋元ナナさん

2017/02/17

陶芸家 秋元ナナ(あきもと なな)さんをご紹介いたします。
風工房」「秋元ナナ」と検索しても、得られる情報はあまり多くはありません。
ちょっとミステリアスな陶芸作家「秋元ナナ」さんのステキな側面を、作品と一緒にお伝えできたら光栄です。

風のように、絶えず動き続ける。進化する。


沖縄の海

秋元さんが自分の工房を「風工房」と名付けたのは「実体を見ることは出来ないけれど、確かに私は風を感じ、私はここにいます」って伝えてくれる風をイメージされたそうです。
風は見ることも掴むことも出来ませんが、肌で感じることが出来ます。また、風の音をたよりに風がどこへ行くのかもなんとなく感じることが出来ますよね。
秋元さんの器たちを通して、お客様の心の中に沖縄の風と青い海と星砂を感じていただけたら・・・そんな想いの込められた工房名です。
秋元さんはとてもユーモアが大好きで、実際お話しをさせていただく間も、ユーモアたっぷり、笑いが絶えない方なんです。とにかく一緒に居てすごく楽しい方です!
身近な方々からは「風来坊」というあだ名をもらっているそうです。一つ所に止まることを嫌い、常に前進できる場所、ワクワク、ドキドキできる場所、そこが、風工房です。

わたしのこだわり ~当たり前などない~


絶えず挑戦し続けることに恐れない、それが秋元ナナさんの信条です。
次々とアイディアが生まれてくる秋元さんは、
「こうやったらもっと良くなるんじゃないか」「この技術をやちむんでも活かすことが出来ないか」など、
日々の当たり前の生活の中から得られる宝物をいつも探しています。
ほんとうに、やちむんに限らず暮らしの中で出会うありとあらゆることから、次から次へとアイデアや妄想が浮かんでくるのだそう!

工房

工房

陶芸家となって間もない頃は、「お客様からくるクレームが非常に怖かった」。でも、それではいけないと思い、耳を傾けるようにしたそうです。
今では「いっぱいわがままみたいなクレームを言っていただけるお客様の声は大変ありがたい」とおっしゃいます。
秋元さんも家事をするので、自分で作るやちむんは使い勝手も重視していたつもりなのですが、それでも気づけなかったことをお客様から指摘されたり・・・。
「そのお客様の声を出来るだけ自分のやちむんに反映させることで、日々進化し続けることでしょ」と笑顔で話してくれました。
実際、お客様の声によって生まれた器はたくさんあるんですよ!初心忘るべからずを大切にしている作家さんです。

楽しい、が一番!楽しい、が原動力です。


星砂のささやきシリーズ、碧シリーズ

秋元さんの作品はどれをとっても今まで見たことのないような器たちばかりなので、新作でデビューした頃はあまり評判がよくはなかったそうです。
でも、お客様の心の中に強いインパクトを植えつけることは成功!1~2年経つ頃には「あの器はどこで売っているの?」と探し求める方が続出!種蒔きから時を経て花が咲くようでした。その個性的な、他ではお目にかかれない器たちも、お客様に愛されながら、シリーズもカタチが増えました。インパクトがありながら、同時に優しさも溢れる秋元さんの器たちは、きっとお客様の生活シーンを鮮やかに彩ってくれる筈!

星砂のささやき


星砂のささやき・8寸皿
星砂のささやきシリーズ・皿
星砂のささやき・アップ

表面に光沢と透明感があり、ヒビ模様が光にあたるとキラキラとして月夜の波打ち際や銀河を思わせます。
つやっとしてしっとりとした質感。緑がかった深い青。
器の表面や底に星がちりばめられています。
夜の海と空をぎゅっとあつめたような趣です。

碧・星のしずく


碧・6寸皿
星のしずく・三日月皿、4寸皿
碧・アップ

表面に光沢と透明感があり、ヒビ模様が光に当たるとキラキラとしてまるで波打ち際のよう。
つやっとしてしっとりとした質感。淡い水色。
碧シリーズは星と貝殻のモチーフが、星のしずくは星がちりばめられています。
フチや裏面は素焼きの状態で、表面の釉薬とのバランスが素敵です。
浜辺から透明な海を望むイメージです。

オーシャン


オーシャン・丸カップソーサー
オーシャンシリーズ・カップ、皿
オーシャン・アップ

光沢はなく、やわらかなマットでさらっとした感触です。
深い海の中から光が差し込んでいるようなイメージ。
やちむん市などに出展した際は特に外国の方から人気が高く、お客さまから「Oh, Ocean blue!」と歓声が上がるそう。
マーメイドブルーとコバルトブルーの濃淡に引き込まれる美しさです。

やぎ


やぎさん・こやぎさんマグカップブルー
やぎさんマグカップピンク
やぎさんカップ・アップ

秋元さんのユーモラスで温かみのある個性が光る、やぎさんシリーズです。
釉薬の光沢は控えめで、やぎさんはレリーフ(浮き彫り)。全体はさらっと、やぎさんは少しざらっとした感触。
やぎさんとこやぎさん、ブルーとピンク、どの組み合わせでも思わず微笑んでしまう逸品です。

生活を楽しくする器作り


秋元さんの楽しさを大切にする心とお客様を思いやる心が、大胆だけど女性ならではの優しさをもったカタチになり、それが皆さんの心を捉えています。新シリーズのアイデアはたくさんストックされているそうで、目が離せない作家さんだけに、これからも「ちゅらもの」「沖ろぐ」でしっかりご案内していきますね!

風工房 秋元ナナ


2004年
風工房 うるま市で製作を始める
2007年
5月 木光土の8人展
2008年
第30回現代沖縄陶芸展日用陶芸の部【優秀賞】
2008年
8月 子供器展
2008年
10月 泡盛酒器展
2008年
12月 木光土の12人展
2010年
第32回沖縄県工芸公募展【佳作】
2015年
第37回沖縄県工芸公募展【佳作】
2016年
7月 初個展 七夕星のうつわ展
2017年
7月 個展 星のみちしるべ展
2017年
9月 ちゅらものにてネット個展 碧海の煌き展
2017年
11月 個展 星のしずく展
ほか 現代沖縄陶芸展・沖展・Craft in沖縄市・女流陶芸公募展など入選歴多数

(ちゅらものスタッフより)
いつもありがとうございます。

風工房のやちむんはすべて秋元さんひとりで制作されています。
在庫や制作スケジュールのタイミングにより、1ケ月から半年近くお待ちいただく場合もございます。

少しでもお力になればと
風工房の発送にかかわる予約やお問合せはちゅらもので承っております。

ご予約のお客さまにはいつも気長にお待ちいただき、
恐縮ながらも感謝でいっぱいでございます。

これからもよろしくお願いいたします。