ちゅらもの~こだわりの沖縄ギフト通販 / ブログ記事

自由で自然、うるまジェラート。


2016/07/21

野菜作りから始まった、沖縄のジェラート


まだまだメインの観光導線からは外れている沖縄県本島中部、東海岸に位置するうるま市。近辺には風光明媚な海中道路や世界遺産勝連城址があり、少し足を伸ばせば津堅島、平安座島、浜比嘉島、宮城島、伊計島・・・身近に離島も多い非常に自然に恵まれ、古き良き沖縄の風景が数多く残るエリアです。そんなうるま市で、うるまジェラートは株式会社たみくさ社長の玉栄幸江さんの自由な心と善意の縁から生まれました。
玉栄さんのご主人はもともとうるま市で有機JAS認定農場「みるく村農場」でハーブや野菜を生産していました。そこでは農薬・化学肥料・除草剤は使用せず、本来植物や大地がもっている生命力を最大限に引き出す野菜作りを心がけているそうです。


例えば・・・
1. 虫や微生物や草を敵にしない。むしろ畑の大事な立役者!
2. 月の満ち欠け、潮の満ち引きなど自然のリズムに合わせて作業する。
3. 極力沖縄の草木、海草、土着菌など植物性の堆肥を利用する。
4. できるだけ自家採種して安全な種を保存、未来への好循環を築く。
などなど、地域のために、人のために、安心安全にこだわった農法を徹底しています。


そんな背景があって、モノづくりを通して地元を広くしってもらいたいと平成22年2月にうるまジェラートをオープン、同年12月に株式会社たみくさを設立。たみくさ社長の玉栄幸江さんにいろいろお話しを伺ってきました。

ジェラートとの出会いは偶然でした


空と海
うるまジェラートのカフェがあるこの場所に、公募で入居できることになりましたが、海の真ん前で眺めは良いし、農作物生産の事務所だけではもったいない。そう思っていたので、いろいろお手本としてお付き合いさせていただいていた全国的にも有名な三重県伊賀の里モクモク手づくりファームさんに相談すると、わざわざ沖縄現地まで見にきてくださったのです。


一通り見て頂いたところ、モクモク手づくりファームの専務さんからジェラートの商品化を勧められました。同ファームでも人気があるそうです。それまでジェラートを特に意識して食べたこともなかったので、私も県内あちこちでいろいろと食べてみたのですが・・・少なくとも自分にとっては美味しく感じられるジェラートに巡りあえず、これではお客様にお出しする自信が持てないと思っていました。


そんなある日、モクモク手づくりファームさんを訪問する機会があり、そこでいただいたジェラートは本当に美味しくてびっくり。海沿いのこの場所を活かしながら、何かしらモノづくりで地域を活性化したいと思っていましたし、有機農法の沖縄素材で作るジェラート!これなら自分も是非やってみたいと思い、イタリア製のジェラートマシンを導入。モクモク手づくりファームさんにはカフェの設計までアドバイスを頂いてうるまジェラートがスタートすることになりました。本当に良いご縁と偶然から生まれたようなものでした。

うるまジェラートエントランス

進化するジェラート


カップジェラート

もちろん、順風満帆に進むわけもなく、元々人・お金・ノウハウもあったわけでもないですし、うるまジェラートをスタートしてからいろいろ悪夢のようなトラブルも経験するわけですが・・・常に前進、進化していきたい性格もあってか、今日に至っています。
ジェラートとはイタリア語でアイスクリームのことです。日本では乳固形分や乳脂肪の比率でアイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓などのように分類上の名前と混在しています。うるまジェラートはそうした法律的な分類には実は興味がありません。安全でおいしい商品・レシピを生み出すこと、自分が美味しいと思えること。ただそれだけにこだわっています。

ショーケース

自分自身も「常に進化する」「これでよいってことはない」という性格です。おまけに「人ができないことをしたい」という気持ちも強いんです。だから本格的な職人さんなら絶対やらないようなことまで試してみたり・・・いつも問題意識がアタマの中にあり、こうしよう、ああしたい・・・そんなことをいつも考えて、考えたら即実行してしまいます。そう、ケセラ・セラなんですよ。ですからこれまでうるまジェラートもベースレシピから変えるほどの大きな変化・進化を繰り返してきました。カフェで販売しているメニューもその時々で変わります。季節ごとの旬というだけでなく、定番のレシピも時々大胆に進化するので是非お楽しみに!

カップ6個セット

野菜・ハーブ作りからスタートしているので、原材料には当然こだわりがあります。なるべく良質な県産品を使用するようにしています。一方で、地元のお客様でしたら逆に地元にないものを食べたいという気持ちもありますよね。実際、ブルーベリーや苺など、沖縄では栽培されていない、あるいは栽培が難しい食材もあります。また牛乳は沖縄の特定のブランド品ですが、生クリームは県内で安定した製品がないなど、やはり作物の種類や気候などの理由からすべて沖縄産や無農薬にこだわると却って製品のクォリティを下げてしまうこともあり得ます。ですから県産・県外品に関わらず原材料の選別については、
①有機農法
②減農薬によるもの
③県産品、という優先順位を付けて吟味しています。それが却って、沖縄の地元の方にも、県外からのお客様からも美味しいと言っていただける理由なのかもしれません。

将来の夢


店内正面 /></div>
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地元で、自分たちが納得できる野菜・ハーブ作りから始まり、それがうるまジェラートへ拡がってきました。お店の多店舗化など考えていないので、むしろ県外からこのカフェに来てくださるお客様を通じて、うるま市のことをもっと知っていただきたいですね。そうした人が集まりやすいように、カフェの近くにも畑が欲しいです。そうしたら体験農業してもらい、お客様が自分で収穫したフルーツを使ってジェラート作りまで体験してもらったり。そんな体験メニューが実現すれば、ジェラート作りの説明も含めて、うるま市のこと、安心安全な食材のこと、いろいろな事を知ってもらえる時間と機会を得ることができると思っています。

インタビューを終えて


旅の記憶ノート
お忙しい中、インタビューの間を通して、玉栄社長は笑顔を絶やさず楽しそうに話しをされていました。ご自身でも仰っていたように「ケセラ・セラ」、その出会いや偶然性を楽しんで、自分の中に取り込んでいくような懐の深さを感じます。

うるまジェラートカフェ、常時12種類ほどのユニークなジェラートが揃っています。その季節だけ、その年だけ、というレシピもありますから、海中道路を中心としたドライブの際には是非お立ち寄りください。どのジェラートを選ぶか、迷うこと請け合いです!お客様たちが楽しんで、迷って、美味しかった!と楽しい旅の記憶がノートにたくさん書かれていましたよ。


残念ながら、生産量も限られているということで、ちゅらものでの通販取扱が今現在ありません。いつかちゅらものから皆様へもご案内できるようになること玉栄社長にもお願いしつつ、今日は黄金紅芋のジェラートを頂きました。
そうそう、ジェラートをシングルで注文しても、「味見に1スクープ、お好みのジェラートをお付けしますよ」といううれしいサービスもあります。この日は「もずくシークヮーサー」!を付けてもらいました。スッキリさわやかな涼を是非お試しあれ!


うるまジェラート
沖縄県うるま市与那城照間1860-1
Tel:098-978-8017